株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
また、このたびの新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、罹患された方々に心よりお見舞い申し上げます。
第31期第2四半期累計期間(2020年3月から2020年8月まで)における事業のご報告を申し上げます。
■ 業績の概況
当第2四半期累計期間におきまして、当社は、新型コロナウイルス感染症の影響により、一部店舗で臨時休業、営業時間短縮を実施し、感染症拡大防止に努めながら、「多くのお客様に信頼され、魅力あるお店」づくりをスローガンとして営業に励んでまいりました。販促活動としましては、インストアプロモーション及びモバイル会員様向けのプロモーションに注力しました。おかげさまで多くのお客様にモバイル会員登録をしていただき、8月末の会員数は387万人となりました。商品動向としましては、来店されるお客様の多数を占めている女性向け商品の新ブランド「Howdy Marie(ハウディーマリー)」などがヒットしました。また、ウィズコロナのアイテムとして、ホームウェアや冷感マスクが好調に推移しました。
利益につきましては、売上高が低水準となったことにより、売上総利益も大幅な減少となりました。
経費につきましては、広告宣伝の抑制、営業時間短縮による勤務シフト調整等により、削減しました。
これらの結果、当第2四半期累計期間における売上高は、想定を大きく下回りましたが、営業損失は、ほぼ想定通りに推移しました。
■ 今後の取り組み
当社では「ウィズコロナ」での新たな生活様式に対応すべく、既存事業の強化と新規業態開発に取り組んでいます。既存事業の強化では、商品改革の進化、販促方法の見直しなどによるリアル店舗の強化と、ZOZOTOWNへの出店などによるEC事業の急拡大によってトップラインの引き上げを図ります。また、本部業務の効率化、店舗の営業時間短縮による効率性の向上などにより経費の削減を図っています。一方、新規業態開発については、プロジェクトチームを組成し、次代の事業に不可欠な要素を十分にふまえた新たな事業・業態の準備を進めております。
全社一丸となって早期黒字化に向け邁進してまいります。
なお、配当につきましては、遺憾ではありますが、第2四半期末、期末ともに無配とさせていただくことを公表しております。
引き続き当社は、株主の皆様、従業員、お取引先様等、すべてのステークホルダーのご満足を追求してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解、ご支持を賜りますよう、お願い申し上げます。