リモートワークコーデ難民たちよ！今一度、襟を正そうじゃないか!!

リモートワークが中心となりつつある昨今、みなさんいかがお過ごしでしょうか？
「出社せずに自宅で仕事できるから、楽ちん！」、「ちょっとした会議にもPCひとつで参加できるから便利！」など、リモートワークならではのメリットはもちろんあるのですが……

正直、自宅だとやる気でなくね!?
それに、暑い夏を乗り切るため、熱中症対策は万全に整えていたけれど、まさかの「あつ森」熱中症に煩わされたりしてさ。「もう、島のレイアウトのことばかりが気になって頭はオーバーヒートです！」みたいな……。
（水分補給・室内の温度調節では、オーバヒートした頭の熱は下がりませんのでご注意を！）
まぁ、そんなゲームトークは一旦置いといて……

要するに、ちゃんと「O N・OFFスイッチ」を使い分けられていますでしょうか？
今回、ONスイッチへの切替に苦労しているマックハウスMAG編集部のライターが、仕事モードをちゃんと作れるようなリモートコーデを考えてみました。
服装が変われば、低迷気味だった集中力もきっとV字回復できる！ハズです。

このままで・・・大丈夫？なのか？

リモートワークが始まった当初は、それなりにちゃんとしてたんです。白シャツにスラックスを合わせたフォーマルなスタイルや、チノパンにニットを合わせたトラッドなスタイルなどなど……。
でも、気づけばリラックス思考が強過ぎる服ばかりを選ぶようになっていました。だって、リモート会議があったとしても、上半身の一部しか相手には見えないんだもの！ そりゃ、二軍に降格したはずのTシャツばかりをヘビロテしてしまうよね。
そのせいか、10分作業したらベッドへダイブ。8分作業しては、アイスコーヒーを一杯！みたいなメリハリのない日々を過ごしてしまいます。

このままで・・・大丈夫？じゃないよね！！

自己管理をするためにも、ちゃんとしたスタイルを取り入れた方がいいなって。
自分にムチを打つためにも、襟付きシャツなどのようなシュッとした服を着るべきだなって。でも、それなりにゆったりした服は着ていたい……。
だから、「リラックス＆フォーマル」をキーワードに、ここらで今一度リモートコーデを見つめ直してみたわけです。錆び付いてなかなか入らなくなった私のONスイッチに潤滑油を差してくれるようなコーディネートを考えてみました。

普段、ズボラなスタイルで自宅作業をしている方もぜひ参考にしてみてください！

月曜日の朝といえば……、
「あ〜仕事かぁ〜、ちょっとしんどいな〜、起きたくないな〜、気分が乗らないな〜、次の休みまであと5日もあるな〜」などの泣き言や弱音が、次から次に湧き上がってきます。「これらのネガティブマインドを払拭するにはどうすればいいものか？」と、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。しかも、リモートワークが中心となった最近は、よりネガティブマインドが強敵になってきた気がします。

そんなときは、セットアップでカッチリ決めてみるとよいかもしれません。
自宅作業だけど、あえてジャケットを着用するんです！
そして、休みの間にすっかり眠ってしまったビジネスモードの“やる気”を呼び起こすのです！

えっ??
「セットアップだと窮屈じゃん！」だって？

NO! NO! NO!
ここ最近のトレンドでもあるオーバーサイズのセットアップを選べば問題なしです。中でも、肩のラインを落としたドロップショルダータイプのものであれば、PC作業もしやすくて便利！

さらに、光沢感のある素材を使っているセットアップだと、より「おっ、こいつちゃんとしているな！」感(簡単にいうと清潔感)も出るので、リモートでの打ち合わせのときなどによさそうです。

さくっと襟付きシャツを着るだけで、リモートコーデにフォーマルな要素を簡単に取り入れることができます。カットソーやパーカなど、休日はラフな服ばかりを着ている人なら、よりビジネスモードに入りやすいコーディネートになるでしょう。

もし、クライアントとのリモート会議がある場合は、その上にショールカーディガンなどを１枚羽織れば「できるヤツ感」を演出することもできます。対面の場合は、ジャケット、シャツ、パンツ、靴など、全身を意識してコーディネートを組み立てていましたが、リモート会議の時は“Vゾーン”さえ効果的に使えればOKということに、最近気がつきました！

“Vゾーン”を制するものが、リモート会議を制する！
PC内蔵カメラだと、だいたい胸元あたり(スマホの縦画面の場合は上半身くらい)までしか相手には見えません。いわば、“Vゾーン”さえしっかりしていれば、パンイチ姿で参加しても誰も気づかないし、誰にも怒られないわけなのです！

ただ、開放的過ぎるパンイチコーデもいいものですが……、まぁ、ワイドなスラックスを着用する方がONスイッチ度の視点から見てもおすすめですかね(笑)。

程よいラフさがあってきれいめに着こなせるスタンドカラーシャツが、会議などがない自宅作業DAYには一番向いているのかも。ふと、そんなことを思いました。スイッチがOFFからONへと全く微動だにしない月曜の自分には勝てないかもしれないけれど、リラックスとフォーマルが程よく介在しているスタンドカラーシャツは、水・木・金あたりには持ってこいのアイテムだなと。

中でも、さらっとした肌触りのあるオーガニック系素材を使ったタイプが、夏から秋にかけては一番使いやすそうです！ 実は、これまでスタンドカラーシャツってあまり着たことがなかったのですが、シャツをOUTにしてもスマートに見えるのがいいところですよね。少し肌寒くなってきたら、カバーオールやトレンチコートのインナーとして着るとさまになるしね。…トレンチコート……、持ってないんですけど……。

まぁ、何よりも、ちょこっと買い物に行く時もそのまま出かけられるのが、コイツのいいところ！

グラフィック、プリント、刺繍、シルクスクリーンなど、Tシャツの胸元にワンポイント入れてる人っているじゃないですか？ あれ、気になりません？ けど、「そのTシャツ、面白いね！」なんて声をかければ、モチーフとなっているものの歴史や理由について、聞いてもいないのにもう延々とあれこれ喋り続けるのです。

「どうぞ、どうぞ」の精神が働いて、うまくリモート会議やリモート飲みの会話に入れない人は、そんなTオタ(Tシャツ好きなオタク)の術中を参考にしましょう。
胸元にさりげなくワンポイント入れるのです！

ただ、せっかくなので、最初は肌触りのいいカーディガンなどを一枚羽織って隠しておいて、タイミングを見計って胸元のワンポイントを見せるとより効果的かもしれません。

そして、「そのTシャツ、面白いね！ 何をモチーフにしているの？」と聞かれたときの模範解答は……

それは、自分で考えてください……。

せっかく「リラックス＆フォーマル」なリモートコーデを考えたので、少し試してみました。結果を言うと、ちょこっとだけONスイッチは入りやすくなった気がします。「V」みたいにうなぎ上りに集中力が回復したわけではなく、平仮名の「し」くらいの回復、ですかね。ゲーム、YouTube、テレビなど、まぁ、自宅には本当にたくさんの娯楽があるわけですから、それら全てと戦うのって結構難しいものです。

でも、朝の気分や仕事の内容に合わせて、もちろん自分を律すると言う意味でも、リモートコーデを見つめ直すのはいいことでした。「うまくON・OFFの切り替えができない！」という人は、小さな一歩になるかもしれないので、ぜひお試しを！