2023〜24年冬メンズ
パーソナルカラー診断で「本当に似合うコーデ」がわかる!
最近よくメディアなどでも見聞きすることが増えた『パーソナルカラー診断』。
パーソナルカラー診断というと、女性のものというイメージを持っている方も多いかもしれません。メンズ向けの情報が少ないため、メンズには関係ないの?と疑問に思われている方もいるのではないでしょうか?
パーソナルカラーとは、その人の肌や瞳、髪の色などの、生まれ持った色素に調和する色のことで、男性女性関係なく誰にでも存在します。
主にイエローベースの春・秋、ブルーベースの夏・冬の4タイプに分類され、パーソナルカラー診断によってどのタイプに該当するかを導いていきます。
パーソナルカラーを知るメリットは、まず自分をより魅力的に見せられること。本来自分が持っている色素から似合うカラーを導き出すため、肌がきれいに見えたり完成度の高い見た目にすることができるのです。他にも、似合う色・似合わない色がわかるため、洋服選びの失敗が減るというメリットも。
この記事では、セルフチェックできる診断チャートと、タイプ別のおすすめコーデをご紹介します。ぜひ普段のおしゃれに活用してみてくださいね。
カラー診断チャート
さっそくセルフチェックしてみましょう。それぞれの質問項目から一番当てはまるものを選んでみてください。
診断結果
「スプリング(春)タイプ」
スプリング(春)タイプの方は、明るく親しみやすさがあり、一緒にいるだけで元気が出るような華やかさのある雰囲気の持ち主。芸能人でいうと山下智久さんや坂口健太郎さん、櫻井翔さん、岡田将生さんなどがこのタイプに当たります。
肌は黄味を感じさせる明るめのトーンでツヤのある肌質、瞳は透明感があり明るめのブラウンカラーの方が多いです。ヘアは明るめのトーンでも違和感なく似合い、髪質は細く柔らかめなのが特徴。
このタイプの方は、くすみのない澄んだ明るいカラーが良く似合います。特に明るく暖かみのある色を顔まわりに持ってくると、血色良く見えて好印象。
逆に苦手なカラーは暗く重たい色や青みの強いカラーです。もちろん身に着けるのがNGというわけではありませんが、できるだけ顔から離れた場所に取り入れるようにすると顔色が悪く見えることなく自然に着こなせますよ。
ファッションのテイストとしては、アクティブ感やカジュアル感のある、軽さを感じるテイストが得意。スーツであれば明るめのベージュやブラウン系、鮮やかなネイビーや暖かみを感じるウォームグレーがおすすめです。
Spring Type01
得意な明るめベージュトップスで力の抜けた大人カジュアルコーデ
イエローベースの明るいベージュはスプリング(春)タイプの得意カラー。ワードローブの基本カラーに選んでおくと、コーディネートの幅がグッと広がります。
スウェットにデニムを合わせた王道カジュアルコーデですが、さりげなく切替の入った技ありデザイン&レイヤードでワンランク上の大人カジュアルに。全体的に軽さを感じる色使いが似合うので、ボトムスやシューズの色に迷った時は明るめの色をチョイスするのがおすすめです。
Spring Type02
チェックシャツ×デニムで定番アメカジコーデ
「アクティブ」「スポーティー」「カジュアル」といったテイストがお似合いのスプリング(春)タイプの方には、トレンドのチェック柄を取り入れたスタイリングもおすすめです。チェック柄は重さを感じる色合いよりも、明るめカラー中心の色使いを選んだ方が魅力が惹き立ちますよ。
黄味がかったアイボリーベースのチェックシャツにデニムを合わせ、シンプルなアメカジスタイルに。スニーカーでももちろん素敵ですが、チャッカブーツでちょっぴり大人っぽくキメるのも◎。
Spring Type03
フレッシュなライムグリーンのニットで顔回りをパッと明るく
パッと目を惹くライムグリーンカラーのジャガードニットを主役にした、シンプルなカジュアルコーデ。顔回りに得意カラーの明るいグリーンを持ってくることで、スプリング(春)タイプならではの華のある雰囲気が引き出せます。アウターからちらりと覗くだけでも存在感抜群なカラーアイテムは、1枚持っていると重宝すること間違いなし。
ボトムスにはトップスのカラーと相性の良いライトブルーのデニムをON。足元は白スニーカーで軽さを出してあげると、より若々しい印象に仕上がります。
画像で着用しているのはレディースアイテムですが、今季らしいルーズシルエットのニットやストレッチの効いたボトムスなどをチョイスすれば男性でも問題なく着こなせますよ。
診断結果
「サマー(夏)タイプ」
パーソナルカラーがサマー(夏)タイプの方は、爽やかで落ち着いた印象があり、優しげな雰囲気を持っているのが特徴。芸能人でいうと綾野剛さんや向井理さん、福山雅治さんなどがこのタイプにあたります。
肌はピンク系でサラッとマットな質感、瞳は白目と黒目のコントラストが少なめでソフトなブラックや赤茶系のカラーの方が多いです。髪はやや明るめのソフトなブラックでマットで柔らかな質感が特徴。ヘアカラーは寒色系カラーやラベンダーがよく似合い、アッシュ系の色味を混ぜてちょっぴりくすませるとニュアンスが出てよく馴染みます。
このタイプの方は、ソフトでスモーキーな青み系カラーや明るいパステルカラーが似合います。クールだけれど穏やかな、ちょうど梅雨時期の霧がかった風景のような色合いを身に着けると爽やかさが引き立ちます。逆に苦手なのは、ビビッドな原色、暖色系の深みのあるカラーやアースカラー。顔まわりに合わせてしまうと野暮ったい印象になりがちなので、取り入れる場合は顔から遠ざけた方がベターです。
ファッションは、スマートでミニマルなテイストがよく似合います。シンプルなスタイルでも洗練された印象に仕上がるのは、サマータイプさんの大きな強み。派手な色柄を使うよりも質感で勝負した方が、サマータイプさんの魅力が際立ちますよ。
スーツであれば、ソフトなトーンのグレーやネイビーがおすすめ。さらにシャツやネクタイに柔らかな色味を合わせてあげると、知的で優しげな印象がアップします。
Summer Type01
シャツ×Vネックカーディガンで大人のニットスタイルに
ニットが大豊作の今年、ぜひ取り入れたいのがカーディガン。落ち着いた大人ムードが簡単に作れるので、いつものスタイルにプラスしてみてはいかがでしょうか?
ちょっぴり暗めカラーのアーガイル柄カーデに合わせるなら、インのシャツは白が正解。サマー(夏)タイプの方が暗い色を身に付けたい場合は、顔周りに明るい色を取り入れて全体的に明るい印象にするのが大切です。
ボトムスは定番のチノパンを。ボトムスはイエベカラーでも顔周りにブルベカラーを取り入れるだけでブルベ夏のスタイルが作れますよ。
Summer Type02
スモーキーカラーのロンTでミニマルなカジュアルコーデ
このタイプの方はスタンダードなアイテムを使ったミニマルなスタイリングがお得意。洗練された印象のモックネックロンTは、くすみブルーを選ぶことでサマー(夏)タイプの柔らかな雰囲気が惹き立ちます。
ボトムスは爽やかな白パンツをチョイス。ゆるっとしたシルエットを選んであげると、今っぽい抜け感が出ます。
Summer Type03
定番ストライプシャツで作る爽やかキレイめカジュアル
サマー(夏)タイプの定番アイテムとしておすすめの寒色系カラーシャツ。爽やかなブルーストライプのシャツは、顔色を明るく見せてくれるだけでなく清潔感も演出できるので、オンオフ問わず活躍してくれます。
ワンウォッシュデニム&レザーシューズで大人っぽさのあるカジュアルコーデを作るもよし、ジャケット&スラックスでキレイめスタイルに仕上げるもよし。ワードローブの基本アイテムとして得意カラーのシャツを1枚持っていると、スタイリングの幅がグンと広がります。
診断結果
「オータム(秋)タイプ」
オータム(秋)タイプの方は、大人っぽく落ち着いた雰囲気の持ち主で、似合うカラーを身に着けると都会的で色っぽく、華やかな印象になるのが特徴。芸能人でいうと松坂桃李さんや斎藤工さん、北村匠海さんや木村拓哉さんなどがこのタイプにあたります。
肌はやや暗めのオークル系、瞳は落ち着いた印象のダークブラウンカラーの方が多いです。髪の毛は深みのあるダークブラウン系、マットな質感でコシがあるのが特徴。ヘアカラーはマット系でくすませた暖色系やオリーブがよく似合います。
このタイプの方の得意カラーは、秋の紅葉や熟した果実を思わせるあたたかみのある色合いや、自然を感じさせるアースカラー。
老け見えしそうな深みのあるくすみカラーもゴージャスな雰囲気で着こなせるのがオータム(秋)タイプの強みです。黒やグレーよりも、ブラウンなど深みのある暖色系をメインにコーデを組んであげると、洗練された印象に見せることができますよ。
逆に苦手なのは寒色系のパステルカラー。薄すぎる色は顔まわりに合わせるとぼやけた印象になってしまうので、取り入れる場合はできるだけ顔から離すようにしましょう。
自然を感じさせるような色使いやテイストが似合うので、ミリタリーやエスニックといった個性的なスタイルもお手のもの。スーツの場合は、
深みのあるダークブラウンや、グレーカーキといった落ち着いたカラーを選ぶのがおすすめ
Autumn Type01
アースカラーでまとめたアクティブなカジュアルコーデ
カジュアルなパーカーを主役にしたアクティブなカジュアルコーデ。シンプルなスタイリングですが、全体をアースカラーでまとめることで、オータム(秋)タイプの魅力が惹き立つシックな印象に仕上がります。このような暗めトーン×くすみカラーでも地味見えしないのはこのタイプの特権!
シンプルコーデに物足りなさを感じた時は、ボディバッグやキャップなどの小物でアクセントを効かせるとコーデにリズム感が生まれます。
Autumn Type02
デザインシャツを主役にしたキレカジスタイル
こちらもアースカラーをポイントにしたコーデ。切替デザインが印象的なシャツに、ブラックスキニーを合わせてちょっぴりエッジを効かせたスタイリングです。
インナー&ボトムスを黒で統一することで、トップスの存在感がグッと惹き立ちます。足元はあえてベージュカラーを選んで抜け感を出して。
Autumn Type03
得意カラーのアウターは羽織るだけで即イエベ秋スタイルに
黄味寄りのブラウンカラーの中綿アウターを主役にしたシンプルコーデ。白トップス×ネイビーのシンプルなカジュアルコーデに羽織るだけで、一気にオータム(秋)タイプらしい落ち着いた大人ムードを演出できます。
マフラーやニットキャップなどのあったか小物でアクセントをプラスすれば、シーズンムードも◎。
診断結果
「ウインター(冬)タイプ」
ウインター(冬)タイプの方は、シャープでスタイリッシュな雰囲気の持ち主。どこか神秘的な魅力があり、目力が強い印象があるのも特徴です。芸能人でいうと山崎賢人さんや松本潤さん、窪田正孝さんなどがこのタイプにあたります。
肌は青みが強く赤みが少ないので、浅黒い印象の方や真っ白な方が多いです。瞳は漆黒や赤みのブラウンで縁がしっかりしていて、白目と黒目のコントラストがはっきりとしています。髪の毛はツヤ感やコシがあり、黒髪がとてもよく似合いますが、ベーシックなカラーよりもシルバーなどの思い切ったハイトーンが似合うのもこのタイプの特徴。
目の印象が強いこのタイプの方には、クリアなビビッドカラーやコントラストの効いた配色が良く似合います。モノトーンコーデやオールブラックコーデでもスタイリッシュに着こなせるのが大きな強み。エッジを効かせたモダンなスタイリングも得意です。
逆に暖色系の優しい色合いは苦手。ナチュラルカラーはぼやけた印象になりがちなので、ウインタータイプさんが明るいカラーを身に着けたい場合は、光沢感のあるアイシーカラーを選ぶのがおすすめです。スーツは黒や濃紺、優しい印象にしたい場合はチャコールグレーを選ぶとカッコよく決まりますよ。
Winter Type01
モノトーン×デニムでクールなシンプルカジュアル
シャープでクールな雰囲気が魅力のウインター(冬)タイプの方は、モノトーンをベースにコーデを組むとグッと洗練された印象に。いつものデニムコーデも、トップスをモノトーンでまとめるだけでスタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
スニーカーでカジュアルにまとめるのはもちろん、レザーシューズでちょっぴり大人ムードを纏わせるのもおすすめ。アクセサリーをプラスするなら、存在感のあるシルバー系がお似合いです。
Winter Type02
オールブラックコーデは質感のコントラストで奥行きをプラス
モード感のあるオールブラックコーデは、ウインター(冬)タイプの得意分野。ですが、何も考えずに合わせてしまうとのっぺりとした印象になりかねないので注意が必要です。
トップスにカジュアルなスウェットを選んだら、ボトムスにはウール見えのテーパードパンツを。シルバーアクセサリー&レザーシューズで光沢感をプラスすれば、洗練ムード溢れるクールな大人ブラックコーデが完成します。
Winter Type03
レザージャケットでシャープな印象を惹き立てる
シャープでモダンなスタイルが似合うこのタイプの方は、ちょっぴりハードな印象のレザージャケットもサラッと着こなせます。レザージャケットはお得意のモノトーンコーデのアクセントにも重宝するので、1着持っていて損なしのおすすめアイテム。
モノトーンコーデに合わせるのはもちろん、ロイヤルブルーやバーガンディなど濃く深い色みのトップスでインパクトをつけるのもおすすめのスタイリング。
パーソナルカラーを取り入れてワンランク上のおしゃれを楽しもう
パーソナルカラー診断は女性向けのものという印象を持っている方も多いかもしれませんが、最近はメンズファッションでも多く取り入れられています。パーソナルカラーは肌色を良く見せるだけでなく印象アップにも繋がるので、ビジネスシーンに活用することもできますよ。
あなたもさっそく診断結果をもとに、自分の魅力をより惹き立てるおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。