【2022年春夏】イエベ秋（オータム）の
なりたいイメージ別コーデ12選
おしゃれに敏感な方の中には、ファッションやメイクにパーソナルカラーを取り入れている人も多いのではないでしょうか。パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った肌や髪、瞳などのボディカラーに調和する色のことで、メイクやファッションに取り入れることで、より魅力を惹き立てることができると言われています。
大きく分けるとブルーベース（ブルべ）とイエローベース（イエベ）に分けられますが、今回フォーカスするのは、黄み寄りの色相で彩度が低めの色グループの「イエベ秋（オータム）」と呼ばれるタイプ。秋の紅葉や果実を思わせる深みのある色合いや、イチョウや落ち葉や土などのようなアースカラーが似合うのが特徴です。
この記事では、そんな「イエベ秋（オータム）タイプ」の方におすすめしたい2022年春夏のトレンドコーデを、イメージ別にたっぷりとご紹介します。アイテム選びやコーディネートのポイントについても解説していきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
目次
FEATURE
イエベ 秋（オータム）タイプの特徴
「イエベ秋（オータム）タイプ」は、4つのタイプの中でもシックで大人っぽく、落ち着いた雰囲気の持ち主です。芸能人で言うと北川景子さんや米倉涼子さん、安室奈美恵さん、中村アンさんのような、洗練されていて、華やかさがありながらも落ち着きのあるタイプ。
黄み寄りのマットな肌が特徴で、瞳はダークブラウン系。しっかりとした髪質の方が多いのが特徴で、ちょうど秋の紅葉や熟した果実のようなこっくりとした深みのある色が似合います。ブラウンやキャメル、カーキなど、暗めの色やくすみのある色を使っても地味にならず、シックで華のある印象が惹き立つのが特徴。
得意カラーを顔まわりに持ってくると、 存在感がUPし、目鼻立ちが引き立ちます。ベージュやダークブラウンなど、「黄みがかったあたたかみのある色」をベースカラーにするのがおすすめ。ホワイト系ならエクリュやバニラホワイト、ピンクならサーモンピンクやピーチといったように、黄みを含んだくすみカラーを選ぶのがポイントです。
逆に明るめの寒色系カラーや、ビビッドすぎる色は肌に馴染まず顔色が悪く見えてしまいがち。取り入れるなら、できるだけ顔から離れた場所や小物に使うようにしましょう。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「フェミニンコーデ」
イエベ秋タイプの方がフェミニンコーデを作る時は、くすみカラーのワンピースを主役にするのがおすすめ。このタイプの華やかさや肌のマットな質感がグッと惹き立つので、シンプルでも洗練された雰囲気を演出できます。
ギャザーやレース、花柄といった甘めのディテールを取り入れるなら、ブラウン系やベージュ系をベースにしたコーディネートが◎。大人っぽい印象をキープしつつ落ち着いた女性らしさが漂い、本来の魅力をグッと引き立てることができますよ。
#01
カーキ色ワンピースで
シンプルフェミニン
カーキカラーのティアードワンピースは、落ち着いた華やかさを演出できるおすすめのアイテム。シックなカラーがティアードデザインの甘さをほどよくコントロールしてくれるので、イエベ秋タイプの大人っぽい印象をしっかりキープできます。
アクセサリーをプラスするなら、マットな質感のゴールド系アクセサリーがおすすめ。中でも黄味が強めのイエローゴールドを選んであげると、血色が良く見えるので顔色がパッと明るい印象になりますよ。
シューズやバッグなどの小物は、品のあるブラウン系やゴージャス感の出るゴールドをチョイスするのが◎。小ぶりのバッグをプラスすれば、トレンドライクな着こなしが作れます。
#02
ギャザーブラウス×小花柄スカートはブラウン系でまとめて
このタイプの方が甘めディテールのアイテムを取り入れるなら、落ち着きのあるブラウン～ベージュ系カラーでまとめたスタイリングがおすすめです。ちょっぴり赤みを帯びたブラウンやダークトーンのくすみオレンジなどを使えば、洗練された雰囲気の中に大人の女性らしさが漂う着こなしに。
ふんわりとしたボリューム感が可愛いギャザーブラウスに合わせるなら、すっきりとしたシルエットのロングスカートがお似合い。インスタイルで着こなしてフワッとブラウジングすれば、シルエットも雰囲気もガラリと変えられますよ。
足元はヒールサンダルやヒールパンプスでスタイルUP効果を狙って。ダークブラウンなどの引き締めカラーをチョイスすれば、着こなし全体がピリッと締まります。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「ナチュラルコーデ」
ナチュラルコーデと言えば、オフホワイトや優しげなベージュ系カラーが定番ですが、イエベ秋タイプのナチュラルコーデの場合はもう少し暗めのトーンのアースカラーをベースにするとしっくりくるはず。
ブラウンやカーキ、キャメルカラーなど落ち着いたトーンの得意カラーの面積を広めにとることで、イエベ秋タイプに映えるスタイリングが作れます。
たっぷりギャザーのブラウスやロングスカート、ワイドパンツやロングワンピースなどを使ったレイヤースタイルを基本に、女性らしい柔らかさを演出するのがポイント。シンプルトップス×ワイドシルエットのボトムスに前開きのワンピースをさらりと羽織ったスタイルや、ギャザーワンピースの足元からゆるっとしたパンツをのぞかせたスタイルなど、自由度の高い重ね着スタイルを楽しみましょう。
#03
ワンピース×ロングスカートにキャンプベストを羽織った辛口ナチュラルコーデ
ベージュカラーのシャツワンピースにくすみイエローのロングスカートを重ねたレイヤードスタイル。ちょっぴり武骨なキャンプベストを羽織って辛口のアクセントを加えれば、上級者ムードたっぷりの辛口ナチュラルコーデが完成します。
コンパクトなヘアスタイルで着こなし全体をAラインシルエットにまとめてあげると、スタイルUP効果も◎。ナチュラルコーデに合わせる小物は、ストロー素材の帽子やカゴバッグなど天然素材を取り入れたカジュアルなアイテムが好相性です。
メインアイテムが淡いトーンの場合は、ダークトーンの得意カラーのベストや羽織りものをプラスしてあげるとイエベ秋タイプさんの華やかさがUPしますよ。
#04
ボリュームブラウス×総柄スカートでリラックス感のあるナチュラルコーデに
たっぷりギャザーを寄せたボリューム感のあるブラウス×ギャザースカートの組み合わせは、ナチュラルコーデの定番。ブラウスはダークグリーンを、スカートにはブラウン系の総柄をチョイスすることで、イエベ秋タイプさんにもぴったりのカラーパレットが作れます。
ボリュームはありつつもやや落ち感のある素材使いのトップスをチョイスすれば、全体がきれいなAラインシルエットに。顔まわりに深みのある色を合わせることで、このタイプのシックな華やかさがグッと惹き立ちます。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「きれいめコーデ」
きれいめコーデには、シャツやブラウスなどきちんと感を演出できるアイテムが必要不可欠。白を選ぶなら真っ白ではなく黄みがかったエクリュ系の色味を選びましょう。センタープレスデザインのテーパードパンツやIラインスカートなどを合わせるだけで、洗練ムードたっぷりの大人コーデが完成します。
全体的にくすみ感のある色合いにまとめても、地味見えしないのがイエベ秋タイプさんの特徴。ゴールド系のピアスやネックレスなどをあしらえば、クラス感のある仕上がりになりますよ。
#05
くすみトーンのブラウス×テーパードパンツでマニッシュに
1枚で着てもさまになる、シルエットにこだわったシャツやブラウスが1枚あれば、きれいめコーデを作るのは簡単。イエベ秋タイプお得意のくすみ感のあるアースカラーをセレクトすれば、顔映りもバッチリです。
ボトムスは、ウエスト周りがすっきりとしたデザインのテーパードパンツが好相性。インスタイルで着こなせば脚長効果が得られますよ。アウトで着るなら、トップスよりもダークトーンの細身のパンツを合わせるとメリハリの効いたスタイルに仕上がります。
トップス＆ボトムスのカラートーンを揃える場合、ダークカラーのシューズやバッグを合わせてあげると、キリっと引き締まった印象に。
#06
くすみカラーのレーススカートで
女性らしさを格上げ
暑い時期にサラッと着られる、ゆったりシルエットのフレンチスリーブブラウス。シンプルなボトムスを合わせるだけでこなれ感がでる長めの着丈をチョイスすれば、使い勝手も抜群です。細ベルトでウエストマークしたり、インスタイルでブラウジングするなど、着こなしのアレンジも楽しめますよ。
シンプルなパンツを合わせてメリハリコーデに仕上げるのもいいですが、女性らしさをアピールするならフェミニンなレーススカートを選ぶのもポイント。このタイプに似合うくすみカラーのレーススカートは、甘くなりすぎず大人コーデにも最適です。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「cool（モード）コーデ」
シックな華やかさを持つイエベ秋タイプの方には、モード感のあるスタイリングもお似合いです。モスグリーンやダークブラウンやブラックパープルなど、クールなイメージのオータムカラーを上手く取り入れるのがポイント。
また、ベストやビスチェ、ジレなど、トレンド感強めの重ね着アイテムを合わせるのもおすすめ。動きのあるシルエットに仕上げることで、グッとモードな印象に。
#07
トレンドライクなビスチェを重ねて着こなしに動きをプラス
いつもならフェミニンコーデに仕上げるギャザーブラウスに、トレンドライクなジャガード柄ビスチェを重ねたレイヤードスタイル。シルエットに変化をつけることで、モード感のある着こなしを作ることができます。
ボトムスには細身のパンツ、もしくはＩラインスカートをチョイスするのが正解。もう少しクールな印象に寄せたいのであれば、濃色のボトムスを選ぶといいですよ。
#08
キャメルカラートップス×黒スキニーでクール＆シンプルに
シャープなシンプルコーデを作るのに便利なタイトスキニー。このタイプの方には、淡いブルーデニムよりも濃色を選んだ方がしっくりきます。黒は顔まわりに持ってくると顔が負けてしまう場合が多いですが、ボトムスなら着こなし次第で問題なく着こなすことができますよ。
トップスには黄み寄りの色を合わせて血色感をプラスするのがポイント。キャメルカラーなら、イエベ秋タイプの魅力をより惹き立ててくれるでしょう。
モード感をさらに高めるなら、アシンメトリーなネックラインのトップスを選んだり、エッジの効いた小物でアクセントを加えるのもおすすめです。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「カジュアル」コーデ
抜け感のあるカジュアルコーデは、シンプルだからこそ「似合うカラー」を積極的に使いましょう。今シーズン注目のボーダー柄など、柄物を取り入れたスタイリングもおすすめです。
季節感のある明るめカラーが着たい時は、サーモンピンクやマスタードイエロー、サンセットオレンジやアクアマリンなどが◎。全体的にゆったりシルエットに仕上げると、今っぽさのある着こなしが作れますよ。
＃09
クロップド丈ボーダートップスで今どきバランスを作る
今シーズンはクロップド丈トップスがトレンド。ワイドシルエット＆短め丈のボーダートップスなら、着るだけで脚長効果＆今どき感のあるバランスが作れます。
ボトムスにゆったりシルエットのカーゴパンツやワイドパンツ、イージーパンツなどを合わせれば、抜け感のある大人カジュアルコーデに。トレンドのY2Kファッションテイストを取り入れるなら、ショートパンツやローライズデニムとの組み合わせがおすすめです。
ボーダーというとブルー系など爽やかな色味を選びたくなりますが、このタイプの方の顔色をきれいに見せてくれるのはやはりイエローベースの色。濃い目のベージュカラーやカーキなど、黄みの入った色をベースカラーに選べば間違いないでしょう。
ブルー系を着たい場合は、マリンネイビーやティールブルーなどの緑味を感じる濃いネイビーがオススメです。
＃10
ダスティオレンジのトップスでほんのりエスニックテイストに
サラッと着られるシンプルなトップスは、夏のカジュアルコーデに欠かせない存在。イエベ秋タイプの方の肌色に映えるダスティオレンジカラーなら、ほんのりエスニックテイストなコーディネートにもぴったりです。
シンプルトップスを合わせるだけで着こなしが完成する総柄パンツは、ダークトーンを選ぶと全体が引き締まった印象に。このタイプがあまり得意としないネイビー主体のパンツでも、ネイビーと補色関係にあるこのタイプにオススメのオレンジ系トップスに配置すれば難なく着こなすことができます。
仕上げに存在感たっぷりの柄トートやゴールド系アクセサリーをプラスして、エスニック気分を盛り上げて。
イエベ 秋（オータム）タイプにおすすめ！
春夏の「お家でリラックス」コーデ
家で過ごすリラックスコーデは、何よりも着心地を重視したいもの。ロング丈のカットソーやワンピース、ゆったりサロペットなど締め付け感のないアイテムが活躍してくれます。
おすすめのアースカラーでまとめれば、顔映えもバッチリです。ワントーンコーデやグラデーションコーデにまとめても素敵。
＃11
アースカラーのゆるサロペットでつくるリラックススタイル
こなれ感たっぷりの着こなしが作れるサロペットは、ギャザーがたっぷり入ったゆったりシルエットを選べばリラックスシーンにもぴったり。インナーには今シーズンのトレンドでもあるボーダーのTシャツをON。全体をアイシーなカラーでまとめて、顔映りもしっかり意識しましょう。
インナーに着るトップスは、オーバーサイズすぎると全体にルーズなシルエットになるので、ほどよいゆとりのベーシックデザインを選ぶのが正解です。
＃12
ラテカラーのグラデーションでこなれ感のあるスタイルに
楽ちんスタイルにうってつけのＴシャツワンピース。ストレスなく過ごしたいリラックスシーンには、レギンスやイージーパンツとのレイヤードコーデがおすすめです。サイドスリットが入ったデザインなら、自然な抜け感のあるスタイルに仕上がりますよ。
ワンピースにカフェラテブラウンを選んだら、ボトムスには一段トーンを落としたブラウンをチョイス。さりげなく下半身を引き締めつつ、こなれ感のあるグラデーションコーデにまとめるのがポイントです。
お出かけコーデに格上げするなら、バッグやヘアアクセに柄物を投入したり、ベストやビスチェを重ねたスタイリングが◎。
まとめ
まさに秋のイメージカラーがお得意なのがイエベ秋タイプ。こっくりとした深みのある色やこなれ感のあるアーシーなカラーが良く似合います。シックな大人っぽさや落ち着きのある華やかさを持っているので、くすみ感のあるカラーを合わせても地味見えせず、逆に魅力が惹き立つのが特徴。
とはいえ春夏コーデには軽やかさも必要なので、ややトーンを上げたカーキカラーやベージュ、アイボリーカラーなどを上手く組み合わせるのがポイントです。寒色系カラーやグレー、ブラックなど苦手カラーを合わせる時は、なるべく顔から離れた場所に取り入れるようにしましょう。基本的に顔のまわりには暖かみのある色を配することを意識すると、イエベ秋さんの魅力を活かすことができますよ。
ぜひ本記事を参考に、オータムさんらしい春夏コーデを楽しんでくださいね。
luvsmilife
セレクトショップ販売員などを経験し、近年はさまざまなWEBコンテンツでスタイリスト・ファッションライターとして活動中。
少しでも多くのみなさんにファッションの楽しさをお伝えできれば幸いです。